導入事例:築地本願寺 様
導入の目的:参拝者の感染抑止
実施場所:本堂および参拝者受付フロア
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結果をみてのコメント
最初は「本堂は広すぎる。二カ所から放出しないとダメかもしれない(床面積 約800㎡)」という印象を持ちましたが、一カ所からの薬剤放出でいったん計測したところ、ブラウン運動の威力を肌で感じました。内陣で薬剤を放出しただけなのに、外陣の最後尾の座席まで薬剤が届いていたのです。
これでとくに床と座席がケアできています。さらにマスクをしていただき、貸与する経本にウイルスがつくという前提で処理をすれば※、感染リスクを小さくできるはずです。
※香港の寺院で、共用の経本とトイレの蛇口の把手からの接触感染でクラスターが起きた事例があります。cf. 明報新聞網: 「福慧精舍」佛堂洗手間水龍頭手柄 樣本病毒檢測陽性
印刷物(紙類)やティッシュペーパーの場合、感染力を持ったウイルスは3時間後には検出されなくなったという報告がありますので、経本はABの2セット用意して、ABABABと交互に使えば、1日おきに使うことになり、経本による接触感染リスクを減らせます。ただし、もちろん、各セットは余裕をもった冊数で。セット内で使い回しがおきると、元の木阿弥です。戻ってきた経本はウイルスが飛散しないように袋に密閉し、時間がすぎるのを待ちましょう。
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