MISTECTは800種類もの菌・ウイルス・カビを抑制する能力をもつ天然の抗菌剤・GSEを室内の露出表面に手間なく塗布するシステムです。床のウイルスを抑制することを主目的とした、新型ウイルス対策として開発しました。

手間なく、塗る

これまで、表面に薬剤を行き渡らせるには、1)スプレーする、2)塗りひろげる、のふたつの方法しかありませんでした。アルコールや次亜塩素酸系の薬剤でも同じことです。ハンドスプレーを使ったり、濡れ雑巾を使ったりして塗りひろげます。モノによっては、さらにそのあと拭き取る必要もある。

MISTECTは7μmの超微粒子にして空間放出することで、その手間を省きました。あとはブラウン運動という物理現象で勝手にひろがり、室内の露出表面に貼りついていきます。MISTECTマイクロスプレッダは、手間なく薬剤を室内に塗りひろげるためのマシンです。

そして手間がないだけでなく、きめ細やかに薬剤が貼りつきます。たとえば、こんな空間。いろんなモノが置いてあり、手で消毒しきるのは大変ですが、MISTECTなら、部屋にマイクロスプレッダを置いて数分間、稼働させるだけ。あとは放置するだけで、作業が終わります。MISTECTウォーターは食品添加物(既存添加物)ですから、レストランの厨房でも安心して実施可能です。

電子ピアノも譜面台もマイクもイスもパーティションも、MISTECTがケア
(山野楽器のレッスンルーム)

かつて経験したことのない消臭能力

さらにMISTECTシステムは、強力な消臭機能をもっています。GSEは匂いの高分子を分解する能力があるためです。GSE水溶液を超微粒子にして空間放出し、部屋の全体に行き渡らせるMISTECTは、汚物室の匂いも、喫煙の痕跡がいつまでも消えないホテルの部屋の匂いも、ほぼ一瞬で消してしまう上、その効果が長続きします。

「消臭製品」は、おおよそ次の3種類に分けられます。

  1. カバーリングタイプ
    芳香で悪臭をカバーする(玄関の芳香剤など)
  2. 吸収タイプ
    悪臭を吸収して空間に出さない(活性炭など)
  3. 分解タイプ
    悪臭(匂いの高分子)を分解して、もう匂わない物質に変える

1は手軽ですが、本質的な解決法ではなく、悪臭に負ける場合も多い。また、「芳香も苦手」という人もいます。2は冷蔵庫の中のような狭い密閉空間では効果を発揮するものの、ホテルの部屋のような大きな空間では処理能力を越えます。

3は本質的な解決なので最も望ましい方法ですが、かつて大空間でそれを実現できたものは、オゾン以外にはありません。MISTECTはオゾンに続く、大きな空間で悪臭を分解することが可能なシステムです。かつ、オゾンと異なり、濃度を高めても人間に安全で、腐食性もありません。

部屋全体が消臭機能をもつ

さらに、オゾンと異なり、MISTECTの効果には持続性があります。MISTECTマイクロスプレッダから空間放出されたGSE分子が、室内の露出表面に次々と貼りついて、匂いを分解し続けるからです。すなわち、部屋全体が消臭機能をもつようになります。だから消臭効果が持続する。深夜にMISTECTしておけば、翌日の汚物室は一日中、新しく汚物が運びこまれても、おだやかなままです。

ブラウン運動で自動的に拡散するため、家具の裏側など、手作業では処理が難しいところにも薬剤が行き渡ります。とくにこれが効果を発揮するのは、カビ臭対策のときです。部屋のわずかな隙間や家具の裏側などにもカビが生じている場合、退治するのは困難を極めますが、MISTECTならスイッチをいれるだけで対応可能です。

この空間のわずかな隙間にもブラウン運動でGSE分子が行き渡り、匂いと匂いの原因を分解

そしてこの部屋中の悪臭を元から断つMISTECTの能力が、このシステムで薬剤が隅々まで届き、新型ウイルス対策になることの証左でもあるのです。